面接担当者は、志望動機が履歴書に書かれているのに何故聞くの?
たくさんの保育士とこれまで面接をさせて頂きましたが、質問のように、履歴書に記載されている志望動機をそのまま繰り返す方が少なからずおられます。
当然面接担当者は、志望動機が履歴書に記載されていることを承知しています。そのうえで、なぜ再度志望動機を聞くと思いますか?
それは、あのように小さなスペースでは、十分思いが伝えきれないことや省略してしまった経験などもあったのであろうという忖度からです。
そうであれば、履歴書に記載した志望動機をそのまま反復することが良くないということが理解頂けると思います。では具体的に、どのように志望動機をお伝えすることが、面接担当者の興味をより惹きつけることになるのでしょうか。
履歴書に書いた志望動機をどうアレンジすればいいか?
簡単に言えば、履歴書に書いた志望動機を起承転結に即して構成しなおせばOKです。志望動機を書く上で特に大事にしたいのが、「何故?」という疑問に対する説明です。
数ある保育園の中で何故当園を志望したのか?
結果的に離職することとなった前職の保育園にはなく、当園にはあるものは?
そもそもなぜ保育士になろうと思ったのか?
このような何故に対して、しっかり根拠や実体験を交えて説明すると、相手に対する響きは大きくなるでしょう。
またそれを踏まえて、応募した保育園でどのような保育していきたいのか?どんな保育士を目指しているのか?どのような活躍ができるのか?をアピールとしてつけ足して頂きたいですね。
あなた個人が現れる志望動機が一番!
全国で保育士の転職面接は、たくさん実施されていますが、あなたの転職面接はあなただけのものです。ですのでその志望動機も個性的になるはずです。
難しい言葉や、きれいな表現、気の利いた言い回しよりも、あなた個人が現れる志望動機をしっかりと述べて頂ければ、きっと面接担当者の注意も惹きつけるでしょう。
後日志望動機のサンプルもこのQ&Aで紹介する予定ですので、それも参考になさって頂きたいですが、あくまでセンテンスだけ参考にしてくださいね。
<関連FAQ>