仲の良い友達や家族からも時々、目を見つめすぎてしまい、疲れると言われることがあります。どうすれば、適度なアイコンタクトが自然にできるようになるのでしょうか?来月に保育園で採用面接を予定していますので、即効性のあるアドバイスをよろしくお願いします!
聞き手は相手から目を離さないのが原則
面接中のアイコンタクト1でもお伝えしましたが、会話の中で相手の目を見る割合は、全体の3~6割程度が一般的です。
個別面接の場合には、面接担当者との間にある机も、小さなものが多いですので、そのような近接している距離で、ずっと目があい続けていると、お互いしんどいものですよね。
しかし、今回の質問のように相手がメインで話している場合は、聞き手は目を相手から離さないのが原則です。
お互いの目が合う頻度は、基本的には話す方がコントロールしていきます。聞く方がずっと見ている状態で、話す方が目を合わせたり、逸らせたりしながら適度なアイコンタクトを図って行くものです。
相手の疲れを誘うアイコンタクトは、バリ・メリ不足が原因
今回聞く方の立ち場である質問者様が、目を見つめすぎて疲れる、と言われているのであれば、それは目が合う頻度の問題ではなく、目の見方・見つめ方に問題があるかもしれないですね。
主に聞く立場の方で、アイコンタクトが下手な方の特徴としては、
1.アイコンタクトにバリエーションがない
2.目だけを一点集中して見てしまう
の2点ではないでしょうか。
アイコンタクトのバリエーションとは?
1.のアイコンタクトにバリエーションがないとは、アイコンタクトに抑揚が少ないということです。
みなさん、相手が悲しい話をしている時、怖い話をしている時、冗談を言ってる時、真剣な話をしている時、いつでも同じように相手を見ていますか?
時には微笑みながら、時には真剣な眼差しで見ているのではないでしょうか?
アイコンタクトの苦手な方は、往々にして一本調子の見つめ方、ほとんどの場合が真剣な眼差しで見つめ続ける(目力すごい系ですね)ということが多いように感じます。
相手の話によって目と表情を変化させるだけでも、疲れるという印象は薄れていくと思います。
メリハリ不足のアイコンタクト
2.の一点集中凝視系は、1.と一緒にでてくる傾向ですね。
これは、目をしっかりみたり、鼻の周辺をぼんやり見たり、メリハリをつけるだけで簡単に解消されます。
ワンランク上のアイコンタクトには、相手の話に合わせたバリエーションと、見るところのメリハリをつけることが重要です。
どちらも少しの意識付けで簡単に改善できますので、次の面接までにこの2点を意識しながら会話をしてみて、訓練して下さい。
<関連FAQ>