すでに熟考された上で、採用辞退を決定されたのであれば、しっかりとお断りしないといけないですね。
これが、まだ検討の余地があるということであれば、もう一度園長先生や周りの方など広く意見を聞いてみて、再考されてもいいと思います。その場合であっても、自らの判断を大事にし、押し切られることがないようにして下さいね。
今回のような面接後の判断だけではなく、色々な場面で人の意見を参考にしながら、ご自身が決定しないといけない場面が多々訪れます。
意見を言う方は、あなたのこと以上に自分自身の利益を考えて、あなたを誘導しようとしている場合もあるでしょう。それが一概に参考にする値打ちのない意見とは、言えませんが(他者の身勝手であなたのことを一切考慮しない選択が、結果的にあなたの利益にもつながることは、よくあることです)、自分にとってこのましいのかどうかは、結局あなた自身で判断しないといけないのですね。
本題に戻りますが、断るためには、どうすれば良いのか?
これは、強圧的に・断りにくい状況を作り出されても、平常心を失わずしっかり拒否の姿勢を貫くことに限ります。
押し切られる方に多い傾向として
「こんなうるさい状況からは、はやく抜け出したい。」
「断ったら、相手に悪いのではないだろうか」
「これだけ、熱心に説得してくれているのに、それを無にするような選択は、間違っているのではないだとうか」
と自分本位の決定から疑問を持つタイプが見られます。
どれだけ煩わしくとも、断るあなたは酷いと思われようとも、決断を曲げないようにしてください。
それでも押し切られるのではないだろうか、と不安が残る方は、対面や電話で断るのではなく、お手紙で丁重にお断りすることをお勧め致します。
保育士業界では地域によって、面接まで行ったら求職者側から断る権利はない、と受け止められているところもありますが、面接はあくまで、双方ともに希望する権利も、断る権利も持っています。しっかり聞いて決断を下さす。
この姿勢をしっかり守っていきましょう。
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