応募電話のフロー
保育園に電話をかける基本をお知らせいたします。
応募電話は2つの要素から成り立っています。
- 受付の方との対応
- 採用担当者との対応
まず、電話をかけ、受付の方から、採用担当者に替わってもらうまでのフローです。
- 挨拶
- 名乗る
- 何の要件で電話をしたのかを、分かりやすく伝える
- 担当者の指名
1.挨拶
使う挨拶のフレーズは、
「お世話になります。」か、かける時間にあわせて「おはようございます」「こんにちは」でいいでしょう。
この挨拶の声で第一印象が大きく左右されますので、元気よくハッキリ挨拶をするようにしてください。
2.名乗る
「私、●●●●と申します。」
初めて聞く方のお名前は聞き取りにくいものです、一気に早口で言ってしますのではなく、少しやりすぎな位にゆっくり、1音ずつ区切って、はっきりと名乗りましょう。
聞き返された場合、何度も名前だけを繰返すのではなく、伝わる工夫をしましょう。
「おおの ともあき と申しますが」
「こうの様?」
「お・お・の です」
「おの様?」
「お・お・の です」
のようなやり取りは、聞く相手も申し訳ないな、と悪い気持ちになってしまいますし、どんどん声を大きくすることで、相手は「聞き取れず怒っているのかな?」と思ってしまうものです。大きくハッキリと発音することを繰返すだけではなく、
「やおい と申します。」
「かとり様?」でしょうか?
「焼き肉のや、大阪のお、イタリアのい でや・お・いと申します」のようにして御伝えしましょう。
3.要件を簡潔に伝える
e保育士求人.comに掲載されています、貴園の保育士求人を拝見させて頂きました連絡しております。募集がまだ継続中であれば、応募したいのですが、
求人の応募の連絡で大事なのは、赤色の部分です。
どの媒体から、どの職種に、何をしたいのかを簡潔に伝えましょう。
応募する質問者様にとっては、そこの保育園の募集は、1つだけと思ってしまいますが、色んな媒体に様々な求人を掲載しているところも数多くあります。
職種により電話をつなぐ担当者が異なる場合もありますので、しっかり伝えたいところです。
また最後に応募したい、という所もしっかり付け加えて下さい。
応募電話の中には、応募する前に、質問をしたいという問合せも結構たくさんあります。
質問の内容により採用担当者に変わらないといけないのか、自分で答えれるものか、他の担当に取り次ぐのか判断されますので、応募なのか質問なのかを明確にしておきましょう。
4.担当者の指名
「●●園長先生お願いします。」「園長先生は、お手すきでございますでしょうか?」
しっかり、と話したい相手を指名しましょう。お名前などが分らない場合は、「保育士の採用ご担当者様お願いします」で結構です。
保育士の応募の件で・・・と言えば相手が分ってくれると、尻切れトンボで終わらせる方も結構多いです。ただ印象はあまりよくなりませんので、最初から最後までしっかり話すようにして下さい。
次に、採用担当者に変わって頂いたところのフローと注意点についてです。
- 挨拶
- 名乗る
- 要件を簡潔に伝える
- 応募の意志を伝える
- 応募方法を確認する
- 電話対応して頂いたお礼
1~4
1.~4.までは、受付のところと同じなので、割愛致しますが、1点だけ注意して頂きたいことは、受付の方が伝えていても、端折らず採用担当者にも同じことをおつたえしましょう。
5.応募方法の確認
「求人にも書かれていましたが、応募するには、履歴書と職務経歴を郵送すればよろしかったでしょうか?」「では、明日中には投函致しますので、何卒よろしくお願いします。」のように確認頂ければ大丈夫です。
6.電話対応して頂いたお礼
お忙しい中、わざわざ貴重な時間を割いて電話対応頂いたわけです。しっかりと感謝の気持ちを表すようにして下さい。
「本日は、突然の問合せに貴重なお時間を賜り、誠にありがとうございました。それでは、失礼致します。」と締めくくっていきたいものですね。
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