保育士の求人募集の長さや募集の数は、ブラック保育園のサイン?
結論からお答えしますと、保育士の募集期間が長いということ以外にブラック保育園である要素が見当たらないのであれば、応募をためらう必要はありません。
都市や地域にもよりますが、現在保育士不足は非常に深刻になってきているので、年間通して保育士の募集をしているところは、あまり珍しいことではなくなっているのです。
また、数多くの求人サイトでたくさんその園の募集を見かけるので、ブラック保育園ではないかと疑う方もおられます。しかしそれに関しても、募集の数だけで心配するようなものではありません。
<<参考>>
保育士の求人募集が長期化する理由
全体的に保育業界の求人が長期化しています。その要因としては
- 求人広告の多様化
- 保育士の採用難易度の高度化
- 保育士採用意欲の活発化
で説明がつきます。
求人広告サービスの多様化により保育士の求人募集が長引く理由
近年求人広告の掲載料に関しても、様々な形態のサービスが生まれてきていますので、単に求人広告を出すだけでは費用負担を強いられないものも数多く出てきています。
その影響も手伝ってか、露出を増やすためにも、あちらのサイトこちらのサイトと数多くの求人募集を出す保育園も多く見受けられるのです。
そのような広告サイトであれば、保育士の人員不足が危機的な状況になるはるか前から掲載を開始する傾向がありますし、一旦充足しても、欠員の可能性のために掲載し続ける傾向があります。そのため求人募集が長期化してしまうのです。
実際、株式会社が経営主体の保育園は、新規開園ラッシュを年々加速化している影響で、どこの求人サイトにも募集をかけらているのを見かけるのではないでしょうか。
アートチャイルドケア株式会社、株式会社ポピンズ、株式会社キッズ・コーポレーションなどのなどの会社の保育士求人を、たくさんの保育士求人サイトで見られたことはあるのではないでしょうか?
保育士の採用意欲の活発化が求人募集を長期化させる理由
また、近々で欠員の予定もなく、現時点で人員の過不足感もないという保育園でも、1年を通して保育士の求人募集を出し続けるケースもあります。
この求人募集の意図としましては、不足はしていないが、良い保育士であればいつでも門戸を開いていたいという、採用に関して前向きな意欲の現われでしょう。
保育士の採用難易度の高度化と求人広告サービスの多様化を背景として、保育士の求人募集の期間は長期に亘る傾向が強くなっています。
ブラック保育園かどうかは、求人募集の長さだけでなく実態を把握することが大事
このような理由により、保育士の求人が出ずっぱりになっているだけですので、単に募集期間の長さだけで、あなたがピッタリだと思った保育園の応募を躊躇するのは、非常にもったいないことだと思います。
保育士の求人募集に対する応募は、しっかりして実際にその保育園が安心できる保育園なのかどうかは、面接などでしっかり判断するようにしてみてはいかがでしょうか?
ブラック保育園を見分ける基準などについたものを参考にしてみてください。
<関連FAQ>
ブラック保育園を見抜く7つのポイント