両親や友達にも相談したのですが、一般企業ではありえない、辞退した方が良いのでは、との意見が大半でした。
やはり、簡単な面接で即決の保育園は、胡散臭いと考えた方がよいのでしょうか?
お友達やご両親がおっしゃるように、一般企業の採用活動では、たいてい1次面接、2次面接とステップを踏んで、ある程度の検討期間を経て、ようやく合否の判断がでることが一般的です。
しかし、保育園での採用活動、特に中途採用の場合は、面接から内定までの期間が短期化しているのが、実際のところです。
質問者様が今回経験したように、面接中に内定を言い渡されるケースもどんどん増えてきていると聞いております。
私は、この面接から採用までの期間の短期化は、非常に好意的に捉えていて、保育業界にとどまらず、一般企業にも普及すればいいのにな、と考えています。
私も、毎日たくさんの方との採用面接をさせて頂いておりますが、「この方は、いいな」「この人と一緒に働きたいな」「この人は、すでに入社後の活躍が目に見えるようだ」という感想を抱くことがあります。
そしてこのような感想を抱くときは、必ず面接開始まもなくであるということです。さらに言えば、結果的にこのような感想を抱いた方は全て採用になっているということです。
何が言いたいかと言えば、採用担当者は、採用面接においてほとんどの場合、採用するかどうかは、一瞬で判断しているということです。
であれば、結果を伝えるのに、なぜ期間が空いてしまうのかと言えば、社内手続きであったり、スピーディに判断することで足元をみられたくない、という体裁確保がほとんどではないでしょうか。
すでに結果がでているのにも関わらず、それを相手に伝えるのが遅くれる理由が、自社の箔つけって、私は求職者に対して失礼だと思います。
話している最中に相手のことを気にいったのなら、その場で「いいね」と言ってあげるって素敵なことだと思います。
単に結果連絡が異常に速いだけで、入職を躊躇することは、非常にもったいないのではないでしょうか?
結果が良いにしろ、悪いにしろ、スピーディ―な判断は、求職者にとってメリットです。疑うよりは、リスペクトしてあげてほしいものです。