保育士以外の資格取得は、給料に加算されるのか?

前職の保育園が、食育に力を入れていたことも影響して、食育を極めたいという思いから民間資格を取ろうと考えています。
特にそれを使って給与を上げたいと考えた訳ではないのですが、実際のところ、仕事につながる資格を持っていれば、資格加算されたりすることは、一般的なのでしょうか?

保育士以外に保育に関わる資格取得を目指される方は、年々増えて参りましたよね。

 

そんな資格を取っても、何の役にも立たないという否定的な意見をお持ちの方もおられますが、私は、とてもすばらしく、保育を実践する中で、必ず役に立つと考えています。

 

資格保持が一足飛びに、何かのハードルを越えたり、免罪符になるような効果を発揮することはありませんが、その道を究めようとして、保育に関わる新たなことにチャレンジをし、知識を深める行為は、日々の保育に厚みを出すと考えています。

 

また、そのチャレンジが他の分野に波及することも往々にしてあるでしょう。現在では、保育業界自体も、横展開が広がっており、保育士が保育に関わる仕事につく場合、保育士以外にも選択肢がたくさんでてきています。

 

もしかすると、その勉強が、新たな自分自身の興味・関心を引き出すことになるかもしれません。

 

5年10年前と同じ知識で仕事に取り組んでいても、自身の成長にはつながりません。しっかりと自分自身をアップデートする取り組みをされている、素晴らしいことだと思います。

 

前置きが長くなってしまいましたが、ご質問の資格取得が、直接的に給料に影響を及ぼすかというと、現状ほとんど影響は皆無と言えます。

 

保育士に対して、保育士以外の資格加算を設けている保育園は、ほとんどないと思います。これは、保育士は、今までと同じように、安全に子どもの面倒だけ見ていれば、必要十分である、と考える業界全体の意識の問題だと思います。

 

子どもも時代とともに変化していますし、子どもを取り巻く環境も日々変わっています。その子どもの保育を担う保育園だけが、何も変わらないでいいなんて、ありえないですよね。

 

質問者様のような保育士の取り組みが、今後保育業界を大きく変えていくことになるのではないでしょうか。