保育士の悩み
どんな仕事にもその仕事特有の悩みはつきものです。保育士にも保育士ならではのお悩みがあるみたいですね。今回のお役立ちではその悩みとどう向き合ったらよいのか、トラブル対応や職員の人間関係の作り方などに迫ってみたいと思います!
保護者とのトラブル対応
「子どもが好き!」という気持ちで保育士になられた方がほとんどだと思います。いざ働いてみると…「〇〇ちゃんにおもちゃ取られたって言ってるんですが先生みてました?」「〇〇くんと遊ばせないでほしい。」「お遊戯会の役はどうやってきめてるんですか?」など保護者の声がたくさん飛び交ってくることもあるでしょう。
その対応に詰まってしまいなかなか業務に手が付けられない事もありますね。その様な時は、一人で抱え込まず、同じクラスの先生や主任の先生、園長先生に自分の気持ちを伝え相談しましょう。一人で解決策を考え保護者に伝えてしまうと余計に事が大きくなることもあります。園で働く職員の悩みはみんなの悩みです。伝え方一つで状況は変わるのでしっかり周りの意見を聞いて対応していきましょう。
職員同士の人間関係
誰にでも性格の不一致はあると思います。ですが、自分が苦手と思う相手にもそれは必ず伝わっているものです。割り切って相手と付き合えることが一番いいですね! 同じクラスの先生の場合:畏縮しがちになりますが、分からない事は必ず聞く。おどおどせずにはっきり伝える。聞きたいことをメモに控えてると忘れないしメモもとれます。聞くタイミングは前日や朝に空いている時間の確認を必ずしておきましょう。
職員全体:コミュニケーションが一番大事です。誰かが話しかけてきてくれることを待っていても誰も来てくれせん。積極的に自分から輪の中に入っていきましょう。例えば、お昼の休憩時間に職員同士の会話に参加をする。目線を送りうなずくだけでも、みんなは話を聞いてくれてるんだなと思います。また、兄弟話題などで「今日、〇〇くんお兄ちゃんの姿をみて笑顔で手を振ってました。」など一対一でいろんな先生と共通の話題で少しずつコミュニケーションをとっていきましょう。 次第に、自分の悩みや相談ごとなど打ち明けられるようになり保育もスムーズに行っていけるようになりますよ。
待遇・条件面
保育士の悩みに欠かせないのは、給与・待遇などの条件面ですね。年々給与は上がっているものの、保育園の開園時間が長くなったり、書類などに追われたりと働く面に関しては変わらない状況が続いています。改善として保育士の方も保育士として働けるよう、保育所の入所の選考に考慮されたり、一人暮らしの方も充実なライフスタイルが送れるよう、借り上げ社宅制度・住宅手当・休日の日数を増やすなどされています。また、正社員の固定時間の勤務、短時間正社員など独自に行っている施設もあります。